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教員紹介

教授 松田毅 MATSUDA Tsuyoshi  [Webpage] [KUID]

履歴

1956年生。1985年京都大学大学院文学研究科単位修得退学。1989年PhD.(ドイツ連邦共和国オスナアブリュック大学)。九州芸術工科大学助教授を経て1997年神戸大学文学部助教授。2003年4月より教授。

専門分野

哲学および環境倫理学
ライプニッツを中心にした近世哲学史研究とその現代的解釈を通して広く認識論(知識の哲学)に取り組む一方、生活世界、科学、人間の認識的・規範的構造連関の解明をフッサール現象学、言語哲学・科学哲学の研究から行っている。近年は「メレオロジー」の観点から存在論の研究にも取り組んでいる。また、アクションリサーチも取り入れながら、我が国の環境運動の歴史と現状を踏まえ、リスク論の観点から学術的かつ臨床的な応用哲学の構築を志している。

主な著書・論文

  • 『石の綿―マンガで読むアスベスト問題』共同監修、かもがわ出版、2012年
  • 『ライプニッツ読本』共著(「現代形而上学とライプニッツ」担当)法政大学出版局、2012年
  • 『応用哲学を学ぶ人のために』共著(「リスクと安全の哲学」執筆)、世界思想社、2011年
  • "Leibniz on Causation:From his definition of cause as 'coinferens' ". Studia Leibnitiana Sonderheft.37.2010年
  • 『哲学の歴史』第5巻、共著(「ライプニッツ」担当)、中央公論新社、2007年
  • 『ライプニッツの認識論』単著、創文社、2003年

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