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オックスフォード大学ハートフォードカレッジと学生交流に関する覚書を締結しました

文学部・人文学研究科は、11月2日、先に締結された神戸大学とオックスフォード大学との大学間学術交流協定の下に、オックスフォード大学ハートフォードカレッジとの学生交流実施細則を締結しました。ハートフォードカレッジで行われた調印式には、文学部・人文学研究科から鈴木義和副研究科長、国際交流委員の松本曜教授が、ハートフォードカレッジからWill Huttonハートフォードカレッジ学長、Bjarke Frellesvig教授らが出席し、釜谷武志人文学研究科長が署名した協定書にWill Hutton学長が署名しました。

調印式の様子

ハートフォードカレッジは、13世紀末にその淵源を持ち、Thomas HobbesやJonathan Swiftなどあまたの傑出した卒業生を輩出している歴史有るカレッジです。その学舎はオックスフォードの中心部に位置し、ボードリアン図書館をはじめとするオックスフォード大学の主要な施設やカレッジに取り囲まれたすばらしい環境にあります。

ハートフォードカレッジ外観

この細則の締結によって、2012年から文学部・人文学研究科とハートフォードカレッジの学生のそれぞれ1名ずつが、交換留学生として互いのキャンパスに1年間留学することができるようになります。オックスフォード大学は言うまでもなく世界最高峰の教育研究機関であり、その留学の条件は厳しいものでありますが、学生の皆様には、大いに努力してぜひ留学を実現してほしいと期待しています。

松本曜教授の講演

なお、この調印式終了後、松本曜教授は、オックスフォード大学東洋学部の招聘で日本語の複合動詞についての講演を行いました。終了後にはオックスフォード大学の研究者、大学院生から多くの発言があり、熱心に質疑応答が行われました。

また、鈴木、松本両教授は、Bjarke Frellesvig教授をはじめとするハートフォードカレッジの教職員の方々、東洋学部の日本語教育担当の先生方、さらには、オックスフォード大学社会科学系列長のRoger Goodman教授らと話し合いを持ち、この交流細則および神戸オックスフォード日本学プログラムがより実効的なものとなるための意見交換を行うことができました。

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