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国際会議「東アジアにおける国際結婚と『地方的世界』」のお知らせ
2016.07.06
グローバル化のなかで東アジア(ここでは、東北アジアと東南アジアを含めた範域を意味する)は相互関係や一体性を強めている。それを象徴する社会現象として東アジア内の異なる国・地域の人々を結びつける国際結婚の増加がある。
なかでも「南北」型の国際結婚、つまり発展途上社会である東南アジア・中国出身の女性が、相対的に経済発展した社会である日本・韓国・台湾の男性と結婚し、男性側の社会で家族を形成する国際結婚は、東アジアの構造と深く結びついている。しかもこの国際結婚では、典型的には妻側夫側の双方が地方社会出身者(在住者)であるため、国際結婚は地方社会という場との関係のなかで問われることになる。
本研究集会では、このような「南北」型の国際結婚の姿、そして家族や地域社会(地方社会)に対する影響などについて、「国際結婚受け入れ社会」と「国際結婚送り出し社会」の双方の側から解明する。
開催概要
- 日時:2016年7月23~24日(土・日)午前10時より
- 会場:神戸大学人文学研究科・学生ホール
- 7月23日(土)10:00~17:35
- SessionⅠ Transnational Marriages in Receiving Societies (in Japanese)
- 7月24日(日)10:00~16:20
- SessionⅡ Societies Sending Migrant Brides (in English)
- 主催:科研「現代東アジアにおける国際結婚と『地方的世界』の再構築」
(基盤研究B、平成25年度~平成28年度、研究代表者:藤井勝) - 問い合わせ先:藤井 勝(神戸大学人文学研究科)
- E-mail:mfujii[AT]lit.kobe-u.ac.jp ※Mailの[AT]は@に変更してください。
第一部 国際結婚受け入れ社会(日本語報告)
第二部 国際結婚送り出し社会(英語報告)
報告者と内容:→プログラム(PDFファイル)