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講演会「新しいものには巻かれろ——古典籍の領域横断的活用のいまとこれから」のお知らせ

2022.10.07

明治以前に日本でつくられた書物=古典籍は、人間のあらゆる営みを内包する歴史的文化資源である。今日も世界中の機関や個人によって、古典籍の収集と研究が続けられており、神戸大学もまた、貴重な古典籍を積極的に収集し、活用に資するための環境整備を行う研究機関の一つである。

近年では、日本文学研究以外の領域においても古典籍を積極的に活用することで、文理横断型の共同研究により、刺激的な研究成果を得たり、芸術や産業の場において、新たな文化的価値創出の源としたりする試みがなされている。本講演会では、先進的な取り組みに携わる二名の講師に、領域横断的な古典籍活用の事例について具体的にお話しいただき、現代社会において、人文学研究が他の営為とコミュニケーションを行うことで得られるメリットや、そのために解決すべき問題点などについて語り合う契機とする。

講演の日程は以下の通りです。

講演概要

題目:
「モノとしての本─マテリアル分析の意義─」
 入口敦志 氏(国文学研究資料館 教授)
「古典籍デジタル画像をつかったワークショップモデル~漆と紙と「ないじぇる」と~」
 木越俊介 氏(国文学研究資料館 准教授)
日時:
2022年10月16日(日)13:30~17:00
会場:
神戸大学六甲台第二キャンパス人文学研究科視聴覚室
参加形式:
参加無料・申込不要
主催:
神戸大学人文学研究科・文学部(人文学推進インスティテュート)
問い合わせ:
樋口大祐 hdais041122[AT]port.kobe-u.ac.jp
※[AT]は@に変換。

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