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【5月17日(土)開催】野口武彦名誉教授追悼講演会のおしらせ
2025.05.07
昨年6月、野口武彦名誉教授が逝去されました。野口氏は専門とする日本近世文学の研究者としてのみならず、同時代文学を多角的に論じた批評家としても知られています。とくに野口氏が舌鋒鋭く批判し、作家本人との緊張関係を生みさえしたのが、三島由紀夫でした。
野口氏が執筆した評論『三島由紀夫の世界』や、翻訳した評伝MISHIMA(『三島由紀夫―ある評伝』)は、今日でも三島研究を大いに刺激し続けている名著です。今回はその評伝MISHIMAの著者であり、『午後の曳航』の英訳者としても知られるジョン・ネイスン氏をお迎えし、三島研究者である井上隆史・梶尾文武とともに、野口氏と三島由紀夫の足跡について語ります。
■日時:2025年5月17日(土)17:00~(事前申込不要)
■会場:神戸大学文学部B棟3階331教室
■講演:三島由紀夫と私、そして野口武彦――思い出話――
ジョン・ネイスン(カリフォルニア大学サンタバーバラ校名誉教授・東京大学HMCフェロー)
■トークセッション:
政治と文学の交点――「文化防衛論」を読む 井上隆史(白百合女子大学)
野口武彦と三島由紀夫 梶尾文武(神戸大学)
■主催:神戸大学文学部国語国文学会
■共催:東京大学ヒューマニティーズセンター/三島由紀夫生誕100年祭実行委員会/神戸大学大学院人文学研究科文化交渉学研究プロジェクト
■お問い合わせ:krweiwei[AT]tiger.kobe-u.ac.jp(梶尾文武研究室)
※メールアドレスの[AT]は@に変更してください。