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教員紹介

教授 岸本秀樹 KISHIMOTO Hideki  [Webpage] [KUID]

履歴

1960年生。1991年神戸大学大学院文化学研究科修了(学術博士)。鳥取大学教養部講師、鳥取大学教養部助教授、滋賀大学教育助教授、兵庫教育大学学校教育学部助教授を経て、2000年神戸大学文学部助教授。2007年教授。

専門分野

言語学(統語論)
主な研究課題として、語彙と句構造の研究。文法関係と語彙項目の関係を決める要因にはどのようなものがあり自然言語にどの程度異なる文法関係が許されるかということについて調べている。また、句構造の研究では、言語を構成する統語的な基本単位である句構造の性質を明らかにし、それが普遍文法に於いて果たす役割について研究している。大学院のゼミでは、ディスカッションを通じて、言語学の考え方、分析方法などを学び、各自のテーマにあった方法論について考えてゆくために,統語論、語彙意味論の論文を読んでいる。

主な著書・論文

  • “Split intransitivity in Japanese and the unaccusative hypothesis.” Language 72. 1996.
  • “Binding of indeterminate pronouns and clause structure in Japanese.” Linguistic Inquiry 32, 2001.
  • “Wh-in-situ and movement in Sinhala questions.” Natural Language and Linguistic Theory 23, 2005.

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