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教員紹介

准教授 小山啓子 KOYAMA Keiko  [Webpage] [KUID]

履歴

1971年生まれ。2000年九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位取得退学。2000-02年リヨン第2大学第3課程に留学。2003年博士号(比較社会文化、九州大学)取得。日本学術振興会特別研究員、熊本県立大学・福岡大学非常勤講師、九州大学助手を経て、2005年神戸大学文学部講師、2006年助教授。

専門分野

近世フランス史
政治史・社会史・文化史の観点から、ルネサンス王政の統治システム・儀礼と祝祭・地方と中央の関係・都市社会に関する諸問題を、フランスの地方都市リヨンを中心に研究している。近年では、河川交通の要所リヨンのトポグラフィ、地方において公職を担う国王役人と都市エリート、16世紀の都市化と地域形成、外国人の移入と定住に関して同時並行的に研究をすすめ、大学院でもそれらのテーマに関する講義・演習を行っている。また特に演習では、近世フランス史関係の史料を素材として、註釈の施し方など史料を取り扱うための技術の体得も目指したい。

主な著書・論文

  • 『フランス・ルネサンス王政と都市社会――リヨンを中心として――』(九州大学出版会、2006年)
  • 「近世フランス大都市リヨンとイタリア人」(共生倫理研究会編『共生の人文学』昭和堂、2008年)
  • 『フランス史研究入門』(共著、山川出版社、2011年)

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