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教員紹介

准教授 村井恭子 MURAI Kyoko  [KUID]

履歴

1972年生。2008年3月大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。同年7月北京師範大学歴史学院にて博士学位(歴史学)取得。2009年10月より神戸大学大学院人文学研究科講師、2011年7月より同准教授。

専門分野

中国古代史、古代東アジア国際関係史
とくに唐朝と「周辺」諸勢力との関係、唐朝の「辺境」政策を中心に研究しています。従来は中国王朝を主としその影響力がどれだけ及んだかという研究が主体でしたが、近年では東部ユーラシア規模の視点からみることで「中国史」の相対化がはかられています。わたしも東部ユーラシアの一勢力として隋唐王朝をとらえ、そのあり方を再検討しています。

主な著書・論文

  • 「九世紀ウイグル可汗国崩壊時期における唐の北辺政策」(『東洋学報』第90巻第1号、2008年6月)
  • 「唐吐蕃回鶻並存時期的西北邊境―以《李良僅墓誌銘》為中心―」(『文史』第4輯、2009年)
  • 「唐宣宗時期的西北邊境政策試析」(『唐研究』第16巻、2010年)
  • 「九世紀中葉唐北邊的情況」(『第六届 中国中古史青年学者聯誼会 論文集(予稿集)』2012年

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