教員紹介
客員教授 岩井共二 IWAI Tomoji [KUID]
履歴
1968年生まれ。愛知県出身。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程中退。1994年から2012年まで山口県立美術館に勤務。2012年8月から奈良国立博物館に勤務。教育室長、情報サービス室長を経て、2020年4月より美術室長。
専門分野
東アジア仏教美術史
1968年生まれ。愛知県出身。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程中退。1994年から2012年まで山口県立美術館に勤務。2012年8月から奈良国立博物館に勤務。教育室長、情報サービス室長を経て、2020年4月より学芸部美術室長。専門は、東アジア仏教美術史。仏像の着衣形式のあり方から、東アジアにおける仏像様式の伝播と受容・変容のあり方を探っている。博物館では、仏像の着方を理解してもらうための「仏像コスプレ」のイベントを企画して、仏像の理解に務めている。「文化資源論」では、博物館の使命である「研究・収集・保管」の成果を、(集客も含めて)「展示」にどう活かすのか。自らの経験を含めて、皆さんと考えていきたい。
主な著書・論文
- 「高麗後期の如来・菩薩の服制について」(『高麗・李朝の仏教美術展』山口県立美術館、1997年)
- 「中国南北朝時代における如来像の中国式服制出現に関する試論」(『汎アジアの仏教美術』中央公論美術出版、2007年)
- 「中国魏晋南北朝時代仏教美術における中国化の意義」(『山東省石仏展』山口県立萩美術館・浦上記念館、2008年)