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教員紹介

講師 山下泰幸 YAMASHITA Yasuyuki  [KUID]

履歴

博士(文学)。京都大学大学院文学研究科修士課程修了(2017年)、同博士後期課程修了(2023年)。日本学術振興会特別研究員(DC1:2017~2020年、PD:2023年~2024年)、フランス社会科学高等研究院社会学部における研究滞在(博士自由研究生:2018~2019年、博士論文共同指導制度:2019年~2020年)、同志社大学社会学部特別研究員(2023年~2024年)等を経て、2024年10月より神戸大学大学院人文学研究科講師。

専門分野

社会学(質的調査研究)、ポストコロニアル研究、地域研究(フランス)
フランスで生まれ育った北アフリカ系のイスラーム教徒を対象としたインタビュー調査を行っている。植民地主義やレイシズム、家父長制、階級などの複数の抑圧構造の結びつきに関心がある。

主な著書・論文

  • 「ジェンダー化されたイスラモフォビアとムスリム女性たちの運動」、伊達聖伸・見原礼子編『イスラームの定着と葛藤』勁草書房、2024年3月
  • 「フランスの『郊外暴動』に終わりはあるのか?:人種差別、社会的格差と階級の衝突」、『世界』973巻、2023年8月
  • 「2つのオリエンタリズム:現代フランスのイスラモフォビアと方法論的オリエンタリズム」、平井晶子・中島満大・中里英樹・森本一彦・落合恵美子編『〈わたし〉から始まる社会学:家族とジェンダーから歴史,そして世界へ』有斐閣、2023年3月
  • 「ミクロな観点における同化とポストコロニアル性:フランスの高学歴なムスリム女性の語りから」、『ソシオロジ』67巻1号、2022年6月

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