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第5回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」が開催されました

2016.11.14

第5回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」1 ワークショップの様子

第5回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」2 嘉指教授

第5回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」2 参加者

 2016年10月29日(土)-30日(日)、KOJSP及びグローバル人文学プログラムの取り組みとして、第5回「インターナショナル・アクティブラーニング in ヒロシマ」が開催されました。今回の参加者は、オックスフォード大生6名を含む留学生15名(国籍は英国、中国、ルクセンブルグ、ポーランド、イタリア、ドイツ、スリランカ)に加え、日本人学生3名の計18名で、コーディネーターとして、嘉指教授に加え、シギナシ特命助教が同行しました。
 29日早朝、広島平和公園や広島原爆資料館を見学した後、午後3時からは、近くの広島市国際青年会館の研修室に移動し、ワークショップを持ちました。このワークショップは、今年はNPO法人・ひろしまジン大学との共催として開催され、現地広島の大学生、若者、平和活動に関わってきている方なども加わってくださり、総参加者数は30名近くとなりました。
 全体のコーディネーターは昨年と同じく、広島の街全体を大学キャンパスとして見立てたユニークな生涯学習・コミュニティ活動に取り組んでいる平尾順平さん(NPO法人ひろしまジン大学代表・テレビコメンテーター)が務めてくださいました。まずイントロダクションとして、このイベントの目的などの説明がされた後、参加者全員が5つのグループに分かれて、自己紹介を行いました。続いて、第一部「オバマ大統領来訪について考える」では、オバマ大統領が広島で行ったスピーチを視聴した後、各グループでのディスカッションが行われ、続いて、各グループの代表による簡単な報告がなされました。
 第二部、「広島×福島」では、嘉指教授による提題講義「近うて遠きもの・遠くて近きもの~フクシマ後に考える核問題~」を踏まえて、原発問題を含む核問題についてグループ別のディスカッション、各グループからの報告が行われ、たくさんの意見や考えをシェアすることが出来ました。3時間半にわたったワークショップでしたが、とても熱のこもった議論となり、終了後も参加者はなかなか会場を去らず、時間が短いと惜しむかのような姿が印象的でした。
 翌日は、世界遺産の宮島、広島城、広島現代美術館などを訪れ、広島の歴史と文化に触れることができました。

(文責:神戸大学大学院人文学研究科助教 シギナシ・ミハエラ)

第5回「インターナショナル・アクティブラーニング in ヒロシマ」

  • ・2016年10月28日(金)~30日(日)
     “Discover Hiroshima!” (広島を見つけよう!広島を語ろう!)
  • ・ワークショップ内容(使用言語:日英)
     第一部:10月29日15:00~17:00(会場:広島市国際青年会館の研修室)
        「オバマ大統領来訪について考える」
     第二部:10月29日17:10〜18:35
        「広島×福島」
         嘉指信雄教授によるキーノートトーク「近うて遠きもの・遠くて近きもの
          ~フクシマ後に考える核問題~」
     司会:平尾順平(NPO法人・ひろしまジン大学代表)
        シギナシ・ミハエラ(神戸大学大学院助教)
  • ・主催:KOJSP(神戸・オックスフォード日本学プログラム)
        &「グローバル人文学プログラム」
  • ・共催: NPO法人・ひろしまジン大学

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