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神戸大学文学部と兵庫県立御影高校との連携プロジェクトが今年度も始まりました
2017.5.15
研究テーマについて相談中の大学生と高校生
神戸大学文学部が高等学校地理歴史科の教員免許取得希望者のため開講している「地歴科教育論」の一環として、今年度も兵庫県立御影高校との連携プロジェクトが始まりました。今年度は10人の学生が受講し、御影高校総合人文コースの生徒たちがグループに分かれて「地域」をテーマとする課題研究(探究活動)を行う「GS人文地理」に参加し、これを支援・指導する取り組み(実習)を行います。
この取り組みは、2006年度文部科学省「資質の高い教員養成推進プログラム」に採択された神戸大学文学部の「地域文化を担う地歴科高校教員の養成」事業をきっかけに始まりました。国立大学の学部と県立高校との個別的かつ継続的な連携は全国的に見ても貴重な実践例ですが、大学生と大学教員が高校生の学習を支援・指導し、高校教員が教員をめざす大学生を指導するという、相互にメリットがある取り組みとして継続され、今回で12年目を迎えます。
研究成果の発表は9月に行われる予定です。