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大塚優美さん、鹿島美術財団賞受賞

2023.06.07

　このたび、大原美術館学芸員で人文学研究科博士後期課程（美術史学）に在籍している大塚優美さんの論文が、鹿島美術財団賞を受賞しました。論文タイトルは、「グエルチーノによるピアチェンツァ大聖堂クーポラ装飾研究」です。 5月18日（木)、東京の鹿島KIビルで授賞式と研究発表会が行われました。
詳細は、下記サイトをご覧ください。
鹿島美術財団

　今回の受賞論文は、イタリア・バロックを代表する画家グエルチーノによるピアチェンツァ大聖堂クーポラに描かれたシビュラと預言者について、その図像源泉を特定し、さらに画面に記されたヘブライ語銘文や聖句から、シビュラが描かれた意味や宗教的背景を見事に解き明かしたものです。