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取得できる免許・資格

神戸大学文学部では定められた科目を履修し、所要の単位を修得すれば、次の免許・資格を取得することができます。

文学部で取得できる資格
教員免許状
・中学校教諭一種(国語、社会、英語)
・高等学校教諭一種(国語、地理歴史、公民、英語)
その他の資格
学芸員の資格、社会調査士

【教員免許を取るには?】

神戸大学では、教職関係の講義を履修できるのは2回生からとなっています。しかし1回生の時に受講する語学や健康スポーツ科学の単位も免許取得には必要であるため、1回生の内にそれらの単位をしっかり取得しておく必要があります。2回生になると教職の講義を受講することが出来るようになり、その多くの講義は平日の5限目もしくは長期休暇中に集中講義として開講されます。そのため多くの人にとっては2回生の夏休みから後期までの期間が一番教職の授業で忙しくなる時期であると言えます。3回生になると忙しさも落ち着き取得したい免許の教科に関係する講義のほうが中心となってきます。また中学校の免許を取得する人は介護等体験実習があります。4回生では取得する免許の種類によりますが2週間から4週間の教育実習に行きます。そうして指定された単位をすべて取得し、4回生の後期に申請を出すことで晴れて教員免許取得となります。

(西洋史専修 山口沙織さん:社会)

【学芸員や社会調査士になるには?】

現在準備中です。
公開まで今しばらくお待ちください。

【教員になってみて・学芸員になってみて】

大学での学びは、学芸員として仕事をしていく上での基礎体力を形成するものです。現場での仕事は多岐に渡り、専門分野の研究を深めるだけでなく、幅広い事柄に対応できる力が求められます。しかし、どんな場合であれ大切なのは、自分の目でみて、考えることです。私は文学部で美術史学を専攻しましたが、そこでは何よりもまず、現地に足を運び、作品を実見すること、そして、できるだけ多くの作品に触れて、目を養うことに重点が置かれていました。隔週で近隣の美術館や博物館、神社仏閣に赴く見学授業は、こうした経験を積むための貴重な機会を与えてくれました。作品を通じて、今まで知らなかった世界を知ること、知っていると思っていた世界に新たな見方を発見することは、人生を愉しくしてくれます。そうして得られた知見や感動を展覧会という形で発信し、伝えるのが学芸員の仕事であり、大学での経験がその確かな土台になっていることをしみじみ感じています。

(県立の美術館で学芸員として奮闘中の卒業生)

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