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Kobe-NINJAL言語学コロキウム「日本語研究の最前線2」
2022年3月10日、神戸大学人文学研究科と国立国語研究所との共同開催で、Kobe-NINJAL言語学コロキウム「日本語研究の最前線2」が、神戸大学瀧川記念学術交流会館にて実施されました。神戸大学人文学研究科は、日本語日本文化教育プログラムおよび言語学教育研究分野を中心に、国立国語研究所と学術的連携を続けており、この催しもその一環として開催されました。
大会プログラムはこちらから確認いただけます。
コロキウムは、伊藤順子教授、アーミン・メスター教授 (カリフォルニア大学サンタクルーズ校)による特別講演「An OT typological perspective on Japanese lexical and postlexical accent」から開始されました。両教授は、鹿児島方言を題材とした音韻理論についての最新の講演を行いました。
次いで、本研究科言語学教育研究分野の岸本秀樹教授、田中真一教授、澤田治准教授がそれぞれの研究分野の研究報告を行いました。
プログラム後半では、今年度で国立国語研究所を退職される窪薗晴夫教授(本研究科名誉教授)と同研究所を昨年度退職された野田尚史教授(国語研究所名誉教授、日本大学)による最終講義が実施されました。窪薗教授は「日本語におけるプロミネンスの衝突について」との題目で、野田教授は「日本語とスペイン語の対照研究 ―語順・主語・主題を中心に―」との題目でそれぞれ最終の講義を行いました。全プログラム終了後には、野田教授、窪薗教授への花束・記念品の贈呈が行われました。