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日本文化社会インスティテュート

人文学研究科日本文化社会インスティテュートは、2014年4月に発足しました。インスティテュートは、日本文化、社会に関する教育・研究、および日本における人文学の教育・研究を、国際交流を通じて深化・発展させることを目的とし、人文学研究科のみならず、法学研究科、EU教育府の先生方の協力を得て、運営されています。
現在、頭脳循環プロジェクト、日本語日本文化教育プログラム、KOJSP、グローバル人材育成などの関連諸事業を総括するとともに、上記の目的を実現するための、国際的なシンポジウムの企画、新たなプロジェクトの立ち上げを準備しています。
また、神戸大学が受け入れた留学生を対象とした、部局を越えた日本文化・社会の教育プログラムの創設などの検討を進める予定で、大学全体の日本文化・社会教育への貢献を視野に入れた活動を目指しています。

独立行政法人日本学術振興会「頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進」
国際共同による日本研究の革新
-海外の日本研究機関との連携による若手研究者養成

●プログラムについて

平成25年度から27年度まで、世界の日本研究をリードする海外の3大学(ヴェネツィア大学・オックスフォード大学・ハンブルク大学)に9名の若手研究者を1年間派遣し、かつ担当研究者とともに各大学との共同研究を行います。共同研究のテーマは、ヴェネツィア大学は日本文学・現代日本社会文化論、オックスフォード大学は言語学・日本語学(国語学)、ハンブルク大学は日本語教育学です。これら諸大学と神戸大学がこれまでに築いてきた協力関係をさらに強化・発展させながら、世界における日本研究を自覚した新たなタイプの日本研究者を養成することを目的とします。

頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラムの詳細はこちら >>

●本プログラムのメリット

  • ■神戸大学と海外の日本研究機関は、派遣期間を終了した後も、その海外機関や機関の有するネットワークを活用し連携を拡大するとともに、海外での経験を積んだ若手研究者が次世代の研究者を育てるなど、頭脳循環につながる継続的で恒常的な関係と国際ネットワークを構築することができます。
  • ■日本研究分野の日本人若手研究者は、国際共同研究の場を得るだけでなく、海外での研究継続や就職機会を広げることが可能になります。

●ワークショップ・講演会の開催

海外の日本研究機関との連携による若手研究者養成の概要

2013年
  • ■ワークショップ「日本研究の新たな可能性を求めて―何のための、誰のための日本研究か」
  • ■講演会「Oxford Corpus of Old Japanese:Introduction and Applications」
2014年
  • ■ワークショップ「オリエンタリズム/オクシデンタリズムの外へ」
  • ■「日独共同による日本語教育と日本古典文学教育の融合を巡るワークショップ」
  • ■ワークショップ「『冥途蘇生記』のテクストとその外延」

神戸オックスフォード日本学プログラム

神戸オックスフォード日本学プログラム(KOJSP)とは、オックスフォード大学日本学専攻の2年次生全員が、1年間神戸大学文学部で学ぶというプログラムです。今回で2回目の実施となり、現在12名の学生が文学部のキャンパスで学んでいます。午前中は、日本語の授業に、午後には、他の文学部の学生に混じって様々な授業に出ています。このほか、ホームステイや、各地へのツアーなどに参加して、日本の様々な面について広く学んでいます。7月末の修了式の際には、特定のトピックに関する研究発表会が予定されており、その勉学の成果を披露してもらえることになっています。

水曜の午後には、インターナショナルアワーという時間が設けられ、文学部・人文学研究科の他の学生との良い交流の時間になっています。他にも、キャンパス内で、日本の学生とオックスフォードの学生が交流している姿をよく見かけるようになりました。このプログラムをきっかけの1つとして、現在文学部・人文学研究科の国際交流は大きな進展を見せており、オックスフォード大学での夏季プログラムや交換留学への参加者が増えています。今後もますます、交流が進むことを願っています。

神戸オックスフォード日本学プログラムの詳細はこちら >>

日本語日本文化教育プログラム

日本語日本文化教育プログラムは、それぞれの院生が所属する教育研究分野を出発点として、日本語日本文化教育に応用するという目的で設立された履修コースです。 これは一般的な日本語日本文化教育に加えて、それぞれの院生の専門を生かして人文学の特定分野につながった日本語や日本文化研究という高度な教育を行うことが出来る人材を育成することを狙いとしています。
このプログラムからは、人文学研究科共通科目として「日本語日本文化教育演習」「多文化理解演習」「日本語教育研究」「日本語教育内容論」「日本語教育方法論」「日本語研究」を提供しています。「日本語日本文化教育演習」では、日本語日本文化教育に関する教授法、異文化交流基礎などの講義を受講することにより基礎的知識を習得したのち、月末から週間にわたって実施される「神戸大学夏期日本語・日本文化研修プログラム」において実習を行います。日本人学生及び外国人留学生が、日本語や日本文化を外国人の視点から客観化して見る力を養い、実際に同年代の外国人との共同作業を通じて、異文化交流を体験し、日本語教育の実際を学ぶことができる授業です。
「日本語日本文化教育演習」では、日本文化・日本事情、異文化交流、ITリテラシーなどについてより詳しく学ぶことができます。「日本語教育研究」は、日本語教授法、ことに専門分野の学習・研究のために役立つ日本語教育をどのように展開していくかについて学ぶことができます。「日本語研究」では、日本語の構造や歴史に関する基礎的な問題が取り上げられ、それが日本語日本文化教育、多文化理解の視点からどのような意味を持ち、位置づけられているかについて学びます。

古典籍データベース構築事業

日本文化資料室の歴史的典籍

本事業は、国文学研究資料館が中心となって、国内外の大学等と連携して、日本語の歴史的典籍30万点を画像化し、既存の書誌データベースと統合させて、日本語の歴史的古典籍データベースを構築するとともに、それを利用して国際共同研究を推進することを目的としています。平成25年度の準備期間を含めて11年間にわたる、総事業費88億円の大型プロジェクトです。神戸大学も国内20の拠点大学のひとつとして本事業に参画し、付属図書館が学内の日本語の歴史的古典籍の画像化の作業をもっぱら担い、文学部・人文学研究科は、人文学研究の蓄積を踏まえ、学域を越えた課題を設定して国際共同研究を実施します。

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