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日本音声学会第32回音声学セミナー「日本語音韻研究の醍醐味」

2022年11月19日、日本音声学会第32回音声学セミナーが、神戸大学人文学研究科にて開催されました。本研究科(人文学推進インスティテュート)の共催により、対面とオンラインのハイブリッド形式で、窪薗晴夫・国立国語研究所名誉教授による講義「日本語音韻研究の醍醐味」が実施されました。

セミナーは、日本音声学会会長の上田功教授(名古屋外国語大学)の開会挨拶により開始され、同学会音声学普及委員長の田中真一教授(本研究科・言語学)の司会で進行されました。

窪薗先生は、元号や外来語、赤ちゃん言葉、東京方言と鹿児島方言との比較など、様々な事例を挙げながら、日本語音声の特徴と一般性について、複合語の枝分かれ構造や並列構造、プロミネンス衝突の回避などに注目しつつ、音韻研究の「醍醐味」を解説しました。

参加者は会場・オンライン合わせて約100名を数えました。講義後の質疑応答でも、窪薗先生と受講者との間で活発なやり取りが交わされ、充実した会になりました。

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